2007年08月08日
Beutler

Beutlerは1946年にスイスで設立されたコーチビルダーでビートルやポルシェをベースに車を作っていたようです。
1948年頃はビートルにチルト機構付のサンルーフを付けて販売していました。
写真の356ベースのオリジナルボディの1957年型(私のカルマンと同じ歳!)のクーペですが、まあ、どちらかというとそんなに面白みのあるスタイルではありません。
(※ビートルベースかたお思っていたら、後日シンノスケさんのブログで356ベースの車だということを知りました。)
もっと面白いのが、こちら。


ビートルの後ろのほうを大胆にぶった切って、平らな荷台を載せています。


1950年頃からこのピックアップモデルは作られました。
さらに、パネルバンのようなものも作っていたようです。



リアサイドはガラスが入ったタイプとキャンバスになったタイプとがあったようです。
三枚目の写真はBeutlerのさらに復刻版なのかもしれません。
クーペの写真にもどります。






上の2枚の写真はおそらく、レストア前の状態だと思います。
この状態ですでに展示されていたようです。


色が違うとずいぶん雰囲気も違って見えます。
ルーフ周り、ちょっとボルボのアマゾンに似てます。
Beutlerとポルシェとの関わりですが、
1949年ごろ、まだポルシェもオーストリアのGmundにあった時代、beutler社はポルシェ356のカブリオレの製作を請け負っていたそうです。

フロントがスプリットウィンドーの356カブリオレは実はこのBeutlerの作だったんですね!
エンジンはビートル用25馬力をツインキャブで40馬力にパワーアップしたものでした。
こちらはBeutler-Porsche Coupe という車です。
1960年に6台製作された中の1台です。


ポルシェがBeutlerにデザインさせた車です。
この車、ナローポルシェの顔によく似ていません?
実は、Beutlerが真似をしたのではなくてこの車のデザインが356のT7ボディや後の911に生かされたようです。
(911のデビューは1963年ですから)
コーチビルドの車のデザインを本家が使うって、面白い関係です。
この車にはちゃんとポルシェのエンブレムがつけられています。

この車のことは356Registryにもかなり詳しく書かれています。
ビートルの関連のことを調べているとポルシェのことがよく出てきます。
昔はほんとうに近い仲だったんだなあ…と改めて思う次第です。
最後にこの車もBeutlerというのですが、詳細不明です。

今日、8月8日は立秋です。
暦の上ではもう秋…。
ピンときませんね~。
今日から残暑お見舞いですよ~。
ピンとこない暦ってなんのため?なんて思ってしまいます。
北京オリンピックまであと1年、
そして、今日から夏の甲子園大会ですね!
「夏の甲子園」の熱気、カチ割り、ブラスバンドの音に夏の盛りを感じるのは私だけではないと思います。
それなのに、立秋です。(こだわりすぎ?)
私の母校は過去2度ほど甲子園に行っているのですが、幸運にもその2回とも私が在学中のときでした。(正確には1回は入学する年の春でしたが)
母校が出ればそれは応援に熱が入りますが、そうでなくても地元の高校を応援しますよね!
地元が負けたら少しでも近い高校を応援してしまいます。
甲子園でいつも思うことがあるのですが、地区予選で負けてしまった高校の中でも、ぬきんでた力を持った選手がいると思うので、その選手たちを集めた選抜チームを作って、甲子園に出させてあげるといいんじゃないかということです。
3年生に限ってでいいと思います。
もちろん、チームプレーですから、試合に勝てる力はないかもしれません。
毎年お正月に行われる箱根駅伝でも選抜チームが出ますが、いい成績を残すことはありません。
一人一人の実力は相当なはずなのに。
でも、この夏までほとんどの休みまで使って甲子園を目指して練習を続けてきた球児の中でも特に力のある選手を甲子園に立たせて上げることは、いろいろな意味で意義のあることじゃないかと思うわけです。
野球ばかりが騒がれて、他のスポーツのインターハイなどテレビに映ることなんてまずないのに…ということもありますね。
学校の応援団の多くは野球の応援にしか行かないのではないでしょうか?
私が所属していた水泳部なんか、応援するのは出場選手同士だけでしたし。
ま、それだけ、ポピュラーなスポーツなんだから仕方がないとあきらめてました。
大学の応援団も野球と箱根駅伝だけでしたね~。
高校球児に限らず、スポーツで青春の炎を燃やしている皆さん!
みんな、がんばれ~!!
って、そんな人はこんなブログ、読んでいるわけないのですが…。
ビートルのピックアップモデルなかなか面白いですね~。カラーリングもイカシてます(^^:
TVでインターハイやってましたね。まだ開催中だと思いますが、体操と陸上やってました。
陸上の砲丸投げ(男子の部)では大会新で我が宮城の選手優勝してましたね。(@@)ビックリ!
今年の甲子園また暗い影落とさなきゃいいですけどね・・。昨年の献金問題から始まり、特待制度など大変でしたね・・。
廃部した学校、参加を見合わせた学校。。
生徒さんたちがなによりかわいそうでした(==:まぁ、でも例年通り開催されてよかったです。^^
高校1年生の時は、くじ引きにはずれて応援団に入れられ、猛暑の中、連日、学ランを着て応援していたのですが、あと一歩のところで甲子園に行けなかったのは、懐かしい思い出ですね。
今でも高校野球ついつい観てしまうので、仕事が進まなくて困ります…
>で負けてしまった高校の中でも、ぬきんでた力を持
>った選手がいると思うので、その選手たちを集めた
>選抜チームを作って、甲子園に出させてあげるとい
>いんじゃないかということです。
以前、習慣少年ジャンプに連載していた野球ギャグマンガの作中でこれとまったく同じ趣旨で、学校別ではなく、都道府県別の選抜チーム作ってどの都道府県が日本一強いか甲子園でトーナメントするって言うストーリー展開してましたよ。現実にやってもらうと面白いんですけどね。でも、高校側がスポーツ特待で生徒確定している高校が多いから、選手の出身県とはまったく違ってくるんでしょうけどね。
昨日、インターハイでしょうか、何と和弓の試合を放送していました !
初めて見ました、珍しくって見入っていました。
しかしアーチェリーと比べ、当てにくそうです。
と言うより、当たるように出来ているとは思えない・・・
個人的には野球の特待生制度は賛成です。
他の協議では当たり前のようにやっているのに、野球だけだ禁止なんて…。
野球が上手な生徒はそれなりに保護をしてその能力をより伸ばし、発揮しやすい環境を作ってあげることは有意義なことだと思っています。
ただ、野球だけができればよくて、勉強は関係ないというのは話は別です。
甲子園で優勝とはすごい!
私の母校は2度とも1回戦敗退です。
そのうちの1度の対戦相手は作新学院、ピッチャーは当時怪童と呼ばれていた江川でした。
うちの学校の4番バッターまでがバットに当てるのが精一杯。
一球も外野にボールが行かずに試合は終わりました(笑)
その江川になんと大学で…
なるほど!そういう手もありますね。
予選のやり方はどうするんでしょう?
強い高校の選手はほとんど県外からの引き抜きで構成されているようですね。
日本のコーチビルダー(カロッツェリア)として光岡にはがんばってほしいですね!
オロチは少し前に東北道で見ましたよ!
たしか、黒でした。
派手ですが、まとまりのあるデザインだと思いました。
たしかに、50年代のジャガーのXKに雰囲気は似てますね!
いいなあ…と思う車のひとつです。
ジャガーではMARKⅡも大好きです。
カミさんはダブルシックスに乗りまわしたいなどと夢物語をいつも言ってます。
写真の60年代に6台製作されたうちの1台です。
Beutler製の356カブリオレの何台かは今もちゃんと生存していますよ。
コレも家に帰れば資料があります。
みなさん車を大切にしていますね~。
コレってエコだと思うんですけどね~・・・。
古い車を大切にしてゴミを出さないのと、新しい車に乗り換えて続けていくのと、どちらがエコなんでしょう?
書いてあることに間違いがあったら遠慮なく指摘してください。
なんせ、にわか勉強で…。
調べるといろいろなことがわかってきて面白いです。
カルマンから少しずつ、範囲を広げています。
で調べるほどに、あちらこちらで356が出てくるんですね~。
ほんとうにこの時代は個性的で美しい車がたくさんありますね。
今までアメ車に結構目が行っていたのですが、この時代のヨーロッパ車は相当に面白いです!
どんどん趣味の範囲が広がっていることを感じています。
1台の車を長く乗り続けることのほうがエコに決まっていますよね!
とんでもない数の車を作ってはまだ使えるうちに壊す…。
どちらにも相当なエネルギーを使っているわけですから。
そうなんですか!
Beutler社の車なんですね。
まさか、ビートルベースじゃないですよね~?