2007年09月22日
ワンオーナーの角テール

シンノスケさんのブログでも紹介しているようにアメリカで第1回So-Calビンテージ・トレッフェンというイベントが開催されました。
このイベントはドイツで行われるBad Cambergのようにエントリーの敷居が大変高く、タイプ1はオーバルウィンドウ世代(つまり1957年)まで。タイプ2はプレスバンパーの世代まで。カルマンギアは角テールの1959年型まで。さらにキューベルワーゲン、シュビムワーゲン。ポルシェ356、そしてロメッチュ、ヘップミューラー、デンゼル、エンズマン、ダネンハウアー&スタウスなどのコーチビルドのみがエントリーを許されるというものだそうです。
So-Calというのは、South Californiaのことです。
日本でやったら何台集まるのでしょうか。
私のカルマンは一応エントリーできますね。
上の写真はそのイベントにエントリーしていた、私のカルマンと同じ歳の1957年型の角テールなのですが、なんと新車からのワンオーナーカーなのだそうです。
すごいですね~。
1台の車に50年間乗り続けているのです。
20歳で買っても70歳…。
前においてあるプレートを見るとその車の説明や昔の写真が貼ってあります。
女性オーナーなのでしょうか。ドレス姿で運転席に座ってます。
Dadが買ってくれたのですかね。
大きな羽根のついた超大型の車ばかりが走っていた時代ですから、今で言えば軽自動車を買ってあげた感覚でしょうか?
パネルには他にもなかなか興味深いことが書いてあります。
ワンオーナーカーである。
30年間は毎日のように乗っていた。
大きなレストアはしていない。
そして、購入時の価格が2650ドルだったというのです。
値段がわかってるということはプレゼントじゃないということ?
ま、それはいいとして、
現在のレートの1ドル115円計算で換算すると約30万円ほどですが、当時のレートは1ドル360円。
そうすると954000円ということになります。
1957年の95万円はかなりの高額商品でしょうね。
左の車は同じ1957年に発売された初代プリンススカイラインです。
スカイラインも渋いですが、カルマンがいかに洗練されたスタイリングかわかります。
ま、4ドアセダンと比べても仕方がないですが…。
このスカイラインは発売当時の価格で120万円もしていたらしいですね。
右の1955年発売の初代クラウンが約100万円。
1955年ごろの大卒の初任給が5600円程度だそうで、現在を20万円とすると、約35倍。
同じように車の値段を35倍にすると、
クラウンで3500万円相当。
スカイラインになると4200万円相当の車ということになります。
同じ計算で行くとカルマンは3325万円。
フェラーリやロールスロイス並みということですね。
いささか乱暴な計算ではありますが、当時の車がいかに高嶺の花だったかわかります。
スバル360のような大衆車が望まれたワケですね。
スバル360は1958年に発売されました。
大衆車とはいえ、スバル360の発売当時の価格は425000円です。
同じ計算で1487万円。
ポルシェ並みです。
当時のサラリーマンはスバル360を買うのに、今で言えばポルシェを買うくらいの決断が必要だったんですね!
そうか~、新車当時3300万円の車に乗っているのか~


US価格ですので、当時の日本価格は関税やらなんやらでこの約1.5~2倍だったんじゃないでしょうか?角テールの当時の日本価格がわかりませんがビートルが90万円くらいでカルマンが160万円くらいだと思います。(わかる人教えてください)
特に50年代は輸入車はかなり台数規制があったと聞きます。
もちろん当時の国産車の性能はぜんぜんVWより低くて、高速道路を100km/hでVWと競争すると国産車は30分くらい走るとすぐにオーバーヒートしていたそうです(当時を語る方から聞きました)。
VWは信頼性バツグンのスーパーカーだったそうです。
160万円というと5600万円相当ということになりますね。
もう、家が買えますね!(笑)
アメリカのフリーウェーに持っていって初めて高速テストをしたら、ドライブシャフトが波打って壊れた…なんて話を聞いたことがあります。
VWの信頼性はたいへんなものだったのでしょうね!
ポルシェはさらに高かったんでしょうね。
ハリウッドの俳優レベルじゃないと買えなかったわけがわかるような気がします。
そんな金額提示されると、気軽に足として、近所のコンビニまで転がしているのが罰当たりな行為に思えてしまいます(笑)
いえいえ、それをゲタ代わりに使うところが渋いわけで…(笑)
53年新車当時、現在の物価換算で2~3000蔓延だったと聞いたことあります。今は数百万円ですが、うちの近くの中古車屋にあるポルシェボクスターよりは高いです。でも、気軽に乗りますよ。
そうです。大安売りです!(笑)
今が買い時ですよ~!!
ヒロシさんの車はスプリット時代のカブリオレですから、一応なんてより、堂々とエントリーできますね!
よく物価換算をするのには、卵の値段を使うといいますが、今回の私は大卒の初任給を使いましたので、ブレはありそうです。
それでも、相当な高額商品だったことは確かですね!
3つ先輩ですね(><)
53年3月までがスプリットダッシュだったような気がします。一般的には52年と覚えればいいですね。そのあとつびったーなんてイレギュラーな物が数ヶ月間だけ生産されてますね。私のはまぎれもなくオーバルダッシュです。今度内装の写真もアップしますね。ちなみにスプリットダッシュのカブリオレは現存台数が少なく、玉数だけだと、ヘブより少ないのでは?と言われてます。とあるショップで1952年スプリットダッシュのカブリオレが委託販売で、680万円で売りに出てます。たった1年、年式が違うだけで、金額も大違いです。
失礼しました。
いい加減な記憶で書いてはいけませんね。
ちょうど過渡期の車なんですよね。
屋根がついていたらツビッターになるのでしょうか?
どちらにしても、大変貴重な車であることは確かですね。
スプリットのカブリオレなら程度がよければ680万円はタイプ2の異常な価格に比べれば十分納得いける価格ですよね。(もちろん買えませんが…)
酉年です!!