2008年01月27日
砂のコレクション

出窓に置いてある小瓶には砂が入っています。
私のもありますが、主にカミさんが行った先々の海で拾ってきたものです。
多くはまだフィルムケースに入ったままで、小瓶に移している方が少ないのですが…。
真っ白い砂、少し赤みのある砂、などいろいろありますが、中でもきっと珍しいのが一番左の緑色をした砂かと思います。
これは、小笠原のウグイスビーチ(鶯浜)と呼ばれる浜にある緑色をした砂(鶯砂)です。

実際の浜でカラカラに乾いた状態ではそんなに緑っぽくは感じないのですが、掘ったり手にとってみると緑色してます。
小笠原では今現在人が住んでいる島は父島と母島だけなのですが、他にも島はたくさんあって、ダイビングの合間に昼食をとるために近くの無人島に上陸するのですが、そのビーチがそれぞれ特徴があって面白いです。
小笠原の島は家族や親戚関係の名前がついている島がたくさんあって微笑ましいです。
父島、母島、兄島、弟島、姉島、妹島、婿島、嫁島、姪島、孫島…
全部、ほんとうにあります。
一番右の砂はやはり小笠原の南島という無人島の砂です。
ここの砂は晴れていると、眩しくてほとんど目を開けていられないくらい真っ白です。
その真っ白な砂の中に、ポツポツと大きなカタツムリのような形の巻貝の化石が転がっています。
「ヒロベソカタマイマイ」という10万年以上前の生物の化石です。


当然、この化石は大変貴重なものなので、持ち帰ってはいませんが、どんどん数が減っているようで、今ではあまり観光客を上陸させないようですね。
運良く上陸できても絶対に持ち帰らないでくださいね!
右から2番目のビンには星砂がたくさん入っています。
西表島の星砂です。
これは実は思い出深い砂なのです。
といっても、まったくロマンチックとはかけ離れたものですが…。
今から30年くらい前になりますが、大学のダイビングクラブの合宿で初めて行ったときに、持って帰ったものです。
西表島には星砂の浜というところがあって、そこは浜全体が星砂だらけなのです。
今では採られすぎてほとんどなくなってしまい、採集禁止になっているようですが、当時は採り放題でした。


砂浜の乾いたところでは形が崩れて普通の砂と変わらないのですが、波打ち際の濡れた砂を手のひらにくっつけてみると、驚いたことにほとんど星砂なのです。
このビンにはえり分けたりせず、当時採取したままで入っているのですが、星砂の含有率は相当なものです。
「よし、コレを東京に持って帰って、小瓶に分け、学園祭で売れば儲かるぞ!」ということになり、私達は純度の高い濡れた砂をボストンバック一杯採取し、ハンパじゃない重さのバッグを宿まで何キロも苦労して歩いて持ち帰り、船便で送ったのでした。
小瓶もどこからか見つけて幾つか購入し、これは売れるぞ~と思っていたのですが、実際の学園祭の時は合宿になり、とうとうその星砂は友人のアパートのベランダで徐々に雨に流されてボロボロになっていったのでした。

ミニカーが新しい居場所が出来て出て行ったので、海関係の小物だけになった出窓です。
この窓の向こうには海があるんだ…と、いつもイマジネーションを膨らませて見ています。
小さなベンチは100円ショップで購入したものです。
高価なものは一つもありません。
昨日は週末のルーティンワークの家の掃除を済ませ、買い物に出かけ、カミさんはこの出窓用の棚を購入しました。
上がビフォーで、下がアフターです。

イトヤンさんの近くに「鳴き砂」と呼ばれる浜在りますが行ったことありません・・・(^_^;)
浜辺もドンドン侵食され砂浜が減ってきていることTVでみました。
私は海滅多にいかないですが、ゴミのないきれいな砂浜は永遠に残さなければならないですね(^^)
珪沙で出来ていて、地中から不思議なことに湧き出して来ていました。
あ~ぁ、行きてぇ。
そうでしたね。小柳ルミ子の「星の砂」といいう歌で一気に脚光を浴びて知られることになったようですね。
たしか、あの歌は竹富島のことを歌っていたのでしたかね~。
「鳴き砂」って、聞いたことはあります。
歩くときゅっ、きゅっと鳴るんですよね!
私も行ったことないです。
星砂って、ほんとうは砂というより、プランクトンのような生物の抜け殻のようなものらしいですが、不思議な形をしていますよね。
大事にしてほしいです。
ホワイトへブンビーチの砂はほんとうに真っ白らしいですね!
私は行ったことがないです。
ハミルトン島からヘリで入ったのでしょうか?
私も、「行きてぇ~~!!!」
4回ともヘイマン アイランドリゾートから水上飛行機をチャーターして、少し操縦させてもらいながら行きました。
水浴びよりも操縦目当てなんですね、私は。
下駄履き飛行機は重いので、見込み操縦する感覚が難しかったです。
水上飛行機チャーターですか!
あのフロートにダイビング機材を入れてダイビングに行く人もいますよね。
あれだけでかいのがついていると操縦感覚もちがうのですね!
アイランダーの水平飛行だけなら経験があります。
操縦している私は楽しいのですが、同乗者は「やめてくれ~」という顔をしてました。
パイロットは隣りでサンドイッチ食べてるし…。
それが、あるんです…というより、あるはずなんです。
自分が高校生の時、母校が甲子園に出たんです。
その話しは長くなるので、いつかブログで書きますね!