2008年02月05日
フィアット600ムルティプラ(NYM)

ニューイヤーミーティングのレポートに戻ります。
今日はフィアット600ムルティプラです。
この車は昨年の11月に行ったルマン・クラッシクで初めて見て「あの車はなに?」って聞いたのを憶えてます。
フィアット600ムルティプラは1956年から1966年まで約13万台が作られました。
どちらが前か後ろかわからないようなスタイルがユニークですね!
2列シートの4人乗りと3列シートの6人乗りとがあったようです。
ムルティプラの意味は「多目的」
この時代にこのサイズでワンボックスタイプの車を作ったセンスはなかなかですね~。
ニューイヤーミーティングに来ていたこのムルティプラですが、ふつうのムルティプラとだいぶ違うようです。
オーナーに直接聞くことができなかったのですが、明らかにそうとう改造されているようです。

ムルティプラはもともと水冷直4エンジンなのですが、この車はラジエターがすごいところに付いています。
きっと、オーバーヒート対策なのでしょう。

これがオリジナルのムルティプラのエンジンです。
エンジンルームの一番右奥にラジエターらしきものが見えます。
これじゃあ、冷えないでしょう。

エンジンそのものもオリジナルのエンジンではないようです。
しかも横置きです。

さらに運転席を見ると驚きます。
このマルティプラはオートマミッションなのです。
シフトゲートがベンツのようなタイプになっています。
また、助手席の足元にはヒーターシステムのスイッチと噴出し口が見えます。
これでは人が乗るのは不可能でしょう。
水温計が備わるメーターパネルも他の車から流用しているようですが、割と違和感なく収まっています。

普通のムルティプラは助手席の足元にはなんとスペアタイヤがあるのです。
こちらも相当足元は狭そうですが…。
ステアリングは私のカルマンのとよく似てます。
オーナーに直にいろいろ話を聞いてみればよかったです。
かなり目立っていて人だかりが絶えなかったですね!
フィアット ムルティプラは現行車種もありますが、ぜんぜん違う車です。


ユニークさはありますが、面白みは全然ないです。
ワンボックスでさえありません。
初代ムルティプラの個性はすばらしいですね!
動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=D6pJD-Dtt9M
http://www.youtube.com/watch?v=6-H4K5bTKt8
日本では1961年に富士重工からスバルサンバーが発表されました。
この車のコンセプトはフィアットムルティプラと同じですね。
でも、5年後です。

ついでにこんな車が…
ニューイヤーミーティングとは関係ありませんが…。
サンバーつながりです。

ご存知の方、いますか?
種明かしは次回ということで。
しかし、今朝はかなりの霧でした。
こういう時だけですよ!
リアフォグ点けていいのは。

「トータス号」ですか?(あっ!種明ししちゃったかな・・・KYでしたm(__)m)
怪奇大作戦の中で流れたピンキーとキラーズの「恋の季節」いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が当時子供たちの間で流行りましたね~~~^^(またまたKYでした・・・すいませんm(__)m)
あのサイズ、あのデザインは現代にはない感じですね。
今のムルティプラは車体が大きい割りに、人が乗れなかったり、ドアが大きすぎたりですね。
だいぶ感性が変わってきたのかな~。
初代サンバーのミニカー家にあるとおもいます^^
トータス号、、私もmixi日記に「欲しい車」として登場させてますよ(笑)
Fiatは空冷の方がいいな。
これも多目的かな?スーサイドドアが素敵。
http://enthuno-mori.at-server.com/fiat/20080121fiat/
http://homepage3.nifty.com/giardiniera/giardi.html
http://www.yamashojp.com/stock_detail.php?stockno=6072
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h58366365
売れちゃったよ ムルティプラ
http://www.rakuten.co.jp/gattina/145175/1875164/314409/
赤の'57さんが見たムルティプラハこれかな?
http://car.jp.msn.com/motorshow/2008_jcca_classiccar_festival/photo/car/fiat_multipla_01.htm
ハイ、みつけた~。
http://www.goo-net.com/used/spread/goo/15/0900080301W4000244009.html
なので、TJさんの補足で、クローバー4エンジンは、
確かに、スバルの軽用エンジンです。
エンジンスワッピングしてるんだぁ。
あ、ホンダもまねっこ車で、FR-Vってありましたね。
日本じゃ、エディクスって言ったか?
あー、混乱するぅ。
霧が有るなら、リアフォグを使うもんですよね。
うわあっ!!
簡単にわかってしまいましたね!
怪奇大作戦のトータス号はベースがスバルサンバーだったそうですね。
ブルーライト横浜を歌っているときのいしだあゆみは瞬きを一回もしないということで、テレビでそれを確認しながら挑戦してました。
当然全敗ですが…(笑)
ピンキーとキラーズが乗っていたサイケ調に塗装されたバスは当時としては斬新なデザインでしたね!
ムルティプラ、私はマンガに出てくるような虫の幼虫を連想してしまいます。
小さな車をワンボックスにした発想はすばらしいですね!
なんだか、わかります。
子どもの頃、ステップワゴンを見て、タイヤが小さくてカッコ悪いな~と思って見ていたのを覚えてます。
スバルのエンジンでしたか…。
660ccならオリジナルとほぼ同じ排気量ですね。
初代サンバーはリアルタイムで見た記憶があります。結構走ってましたね!
私も空冷だと思っていました。
しかし、ラジエターのあの位置はないですよね~。
トータス号、やはりご存知でしたか!
ガルウィング仕様もあったらしいですね!
フィアット 500 ジャルディニエラもニューイヤーミーティングの会場にありましたよ!
写真は後ほど紹介しますね。
ムルティプラけっこう、いい値がしてますね。
軽で登録できるといいんですけどね~。
この車よりもだいぶあとになりますが、HONDAもバモスホンダを出しましたよね!
HONDAさん、昔のように個性ある車をお願いいたします!
昔のサンバーにいなかった・・・??スバルがまねしたのね(^^)
ネコワークス、カルマン復活してくれないですかね!
イトヤンさんから頼んでくださいよ!