2007年08月31日
マサイ族

今、世界陸上が行われていますが、3000m障害でのケニア勢の123フィニッシュは感動的でした。
あの3人の選手の部族はわかりませんが、体格などとてもマサイ族っぽかったこともあり、以前行ったアフリカのマサイ族を思い出しました。
マサイ族はとてもプライドの高い民族で、自分たちの文化をかたくなに守り続ようとしています。
でも観光客と接触するグループとまったく接触を拒み続けるグループとがはっきり分かれているそうです。
観光客を受け入れるマサイ族の村にはお金を払うことにより入ることが許されます。
土と牛のフンを混ぜたもので作られた囲いの中に、やはり土と牛フンで作られた住居施設がいくつかあり、彼らはそこで暮らしています。
特別に許可を受けた人以外は車から一切降りてはいけない国立公園に指定された地域でも彼らだけは自由に歩いています。
(ひとつの国立公園の大きさは日本の県レベルくらいだったりします)
囲いの中に入ると、歓迎のしるしの独特の踊りを踊ってくれます。
歌を歌いながら、男たちが交代でピョンピョンと跳ねます。
(一番上の写真はそのときの様子です。ジャンプの高さがわかりますよね!)
助走をつけずにその場でジャンプするのですが、その高さが半端ではありません。
高く跳べるほど、男らしさを主張できて女性にモテるそうです。
このジャンプ力が陸上でも生かされているのでしょう。
マサイ族の体型は、背が高く顔が小さく、手足がとても長いのが特徴です。
特に膝から下が異常に長いです。
私は身長だけは彼らに負けませんでしたが、足の長さとジャンプの高さではまったく話しにならないくらいに差をつけられました。
家の中にも入れてくれましたが、ほとんど窓がなく、中は真っ暗です。
その奥に長老が座っていたのですが、ほんとうに歯しか見えませんでした。
彼らは牛の遊牧で生計を立てていて、とても牛を大切にしています。
主食は牛乳といってもいいくらいで、牛肉は基本的に食べません。
赤い服はアフリカの大地にとても映えます。
最近は観光ガイドや農業で生活をするマサイも増えてきているようです。
これはホテルのバーでショーをやって稼ぐマサイ族です。
彼らが伝統を捨てたマサイの異端児ということではなく、政府もマサイの定住化政策を進めているようです。
アフリカでも動物だけでなく、人間も伝統的な生活様式を守ることはそうとう困難になってきているようです。
