カルマンギアおじさん日記 2006年10月に購入したカルマンギアとのお付き合いを中心につれづれなるままに書いてみたいと思います。お気軽にコメントいただけるとうれしいです!

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実験君


昨日、トドの話に絡んで撮影の話が出たことで思い出したことがあります。

これは社会人になってからのヘンなお仕事の話です。
それは、都内のある浄水施設からの依頼でした。

水道に送る水をきれいにするためには多くの過程を経ているのですが、その最後のほうの段階で、専門的な名称はわかりませんが、水をいれたタンクの中に泡を大量に発生させてその泡の力で水をきれいにするという過程があるのです。

深さが5mくらい、直径が20mくらいある大きな水のタンクの中をものすごい勢いで泡が発生するようになっているのですが、もしもそこに人が落ちたら、水とはいえ、泡だらけですからほとんど浮力が発生せず、あっという間に水底に吸い込まれてとても浮き上がることはできないというのです。
サーフィンでもスープと呼ばれる泡ばかりの部分は浮力が減って乗りにくいそうですね。

で、依頼というのは、そのように誤って落ちると大変危険なのだが、もしも落ちてしまったらどういうことになるのか、実際に人を落としてそれをフィルムに収め、研修のためにその映像を使うので、作業員の変わりに落ちてくれないかというものでした。

普通の人なら危ないが、長く息こらえができるプロのダイバーなら危険が少ないだろうというのです。

で、その落っこちて大変なことになる作業員役を当時まだ20代でバリバリ若手だった私に「お前、やれ」ということになったのです。

「いくらダイバーでもそんなことして大丈夫なの?」

と思ってくださった方、やさしいですね!
大丈夫なんですよ。
ダイバーにはウェットスーツという強い味方がありますから。
あの、ウェットスーツというのはすごい浮力があるんです。
スーツの厚さや型にもよりますが、おおよそ体重の1/10くらい。
60kgの人でしたら6kg程度の浮力があります。
それがどのくらいの浮力かというと、水面に仰向けに浮かんで楽々本を読んでいられるくらい。
泳ぎがあまりうまくない人でしたら、潜ろうと思っても絶対に潜れないくらいです。
ダイバーはその浮力を消すために腰に鉛のウェイトをつけて潜ります。
緊急時にはそのウエイトを捨てるだけで、ウェットスーツ全体がライフジャケットの役目を果たすわけです。


(この写真の施設は本文とは関係ありません)

さて、実験に戻ります。
ウェットスーツを着ていれば安心と言っても、沈まなければ撮影にならないわけで、まずはどの程度沈むのか試してみました。
浄水場の担当の方は万一のことがあってはいけないので、とても慎重になっています。
「もし、沈んで苦しくなったときはどうしましょう。何か合図を出していただけますか?」
「じゃあ、窓越しにバツのサインでも出しますか」
「わかりました。そうしてください。すぐに泡の放出を止めますから。くれぐれも無理なさらないで」
とやたら心配します。

当時の私は5m程度でしたら3~4分は息を止めてじっとしていることができましたから、なんてことはないのですが…。

笑ってしまうのが、やはり作業員が落ちたところとしての記録フィルムですから、作業着姿でということで、私はウェットスーツの上にベージュの作業着を上下着て、ダイビング用のマスクをつけた上からヘルメットをかぶった姿にさせられたのでした。

で、まずはリハーサル。
係りの方の合図でどわーっと泡が一面に出てきました。
ドライアイスを水に入れたときのようにすごい勢いです。
「では、お願いします」と言われてボトンと落ちてみるとびっくり!

あっという間に5mの水槽の底です。
6~7kgの浮力なんてなんの役にも立ちません。
「おおぉ!面白~!!!」と楽しむのも束の間、合図は出していないのに泡がすぐに止められて、ズワンと水面に浮いてしまいました。

「大丈夫ですか~!!」と係りの方。

「もっと長い時間でもぜんぜん大丈夫ですよ~!」

「いえいえ、沈んだところが撮れればそれで十分ですから」

「それでは、着替えて本番お願いします。」

濡れた作業着ではダメだということで1テイク撮るたびに真新しい超ビッグサイズの作業着にお着替えです。

何回落ちたか忘れましたが、5~6回は落ちたでしょうか。

冬の寒いある日のヘンな仕事の話でした。




日記 | 投稿者 赤の’57 08:30 | コメント(13) | トラックバック(0)
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