2008年02月09日
トヨタ・マスターライン・ピックアップ(NYM)

トヨペット・マスターライン・ピックアップです。
マスターラインという名称はタクシー用に開発されたトヨペット・マスターの商用車という意味です。

しかしトヨペット・マスターは2年位で生産が終了したため、クラウンをベースとした商用車が発売され、本来ならクラウン・ラインとなる所ですがマスターラインの名称が引き継がれました。
商用車でも乗用車並みの乗り心地や装備を目指した豪華版の働く車だったわけです。
車を持つだけでも大変な時代によくそんなコンセプトの車を世に出したものだと思います。
この車は1957年型、初代のマスターラインのようです。
この車も私のカルマンと同じ歳です。(私とも)
ピックアップ、ダブルキャビンピックアップ、ワゴンタイプの3種類があったようです。
ピックアップとして現存するものはほとんどないようです。
そうですよね。商用車ですから、余計に大事にされる可能性が少ないわけで、普通は乗りつぶされてしまうでしょうから。

この、マスターライン、後ろにたくさん荷物を乗せてました。

元祖、原動機つき自転車が2台。
ちゃんとナンバーがついて、エンジンもかかってました。

タイヤのメーカーを見て感動!
こんなものも作ってたんですね!
エロメタ軍はこのタイヤをリスペクトしなければいけません。

リアウインドーはスプリット、Bピラーにセマフォー(国産車はアポロといいますね!)が備わっています。
これもちゃんと作動してました。(ライトが内臓されているタイプでした)
荷台とキャビンのつなぎ目もなかなか丹念に作りこまれています。
さすが、トヨタの最高級車です。

こちらが観音クラウンベースの2代目マスターラインワゴンです。
アメリカを意識したカラーリングですね!

マスターラインという名前は3代目クラウンまで使われたそうです。

観音クラウン軍団。
スプリットウインドウの最初期モデル。左ハンドルのシングルナンバー、セマフォー(アポロ)のみの仕様など、相当気合の入った車ばかりでした。
世間は3連休ですが、これから群馬県方面へ日帰り出張です。
天気予報はまた雪が降るなんて言ってます。
降るのを部屋から見るのは最高なんですけどね…。
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「カルマンギア100台きららミーティング」

2008年10月18日(土)~19日(日)
※18日は前夜祭のみ
公式HP:http://www.karmannghia100cars.com/
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