2010年04月20日
ヘロン島(その3)

頭のお皿が乾いて海に行きたい病、せめて休ませろ病にかかっています。
そんなときは、昔の海の写真でも見て懐かしむことでなんとか症状を押さえることにします。
オーストラリアのグレートバリアリーフのほぼ南端に位置するヘロン島の第3弾です。
一番上の写真のみWEBからの借り物です。
ヘロン島がリーフの上にぽつんとあるのがよくわかります。
グレートバリアリーフの多くの島はリーフまでの距離が結構あって、結構移動に時間がかかります。
リーフというよりリーフエッジというほうが正しいのですが、ダイビングをして面白いのは、浅い部分と深い部分がはっきり分かれたリーフエッジの部分なのです。
ヘロン島はそのリーフエッジまで一番遠くてもボートで30分程度でしたから、ダイビングにはほんとうに便利なのでした。
ヘロン島のリーフはとても浅く、干潮になるとほとんど水面から出てしまうくらいです。
島の周りには座礁船の残骸もいくつかありました。
干潮の間はリーフの上を歩いていろいろな生物を見る、日本で言うとことの磯遊びのようなことをすることができます。
こちらでは、リーフウォークと呼んでいました。
リゾートから海岸に下りる場所に大きな箱があり、そこにはスニーカーと木製の杖がたくさん置いてあります。
はだしやサンダル履きでリーフの上を歩くとすぐに怪我をしてしまうし、何もないと歩きにくいのでリゾートのゲストはそれらを自由に使っていいよというわけなんです。
指定された場所と時間に集合すると、レンジャーが一緒に歩いていろいろ見つけては説明をしてくれる無料のツアーもありました。
少し一緒に歩いてみましたが、何を言っているのかほとんどわからず、やはり別行動になりました。
調子に乗ってどんどん沖に向かって進み、ふと島のほうを見ると予想以上に遠くてあせってしまいます。
それに潮が満ちてきだすと早く帰らないと泳いで帰る羽目になってしまいます。
ダイビングをしないリゾート客はやることといったらこういった磯遊びやスノーケリングくらいであとはひたすら、のんびり過ごしています。
海岸の木陰にデッキチェアを出して読書をしている人も多いですね。

ヘロンというのはシラサギのことなんですけどね。
カモメだらけです。

島へはこんなヘリで飛んできます。

う~ん、まだ独身時代…。
ちょっと、飛びますが、
この写真はブリスベンのローンパインパークのものです。

カンガルーは普通に放し飼いしていました。
たしか、コアラを抱いた写真もあるはずなのですが…


プールは子ども専用という感じでした。

周りは島影ひとつ見えず、海だけです。

毎日、いろいろなアクティビティーが開催されていました。
どれもネイチャー系です。
ウインドサーフィンも、ジェットスキーも、水上スキーもなし。

フォーエックスビールはもう、ほんと水代わりでした。
部屋の冷蔵庫にも、テラスでも、レストランでも…
レストランでは生が飲めました。



砂が白すぎて、サングラスがないとほとんど目を開けていることができません。


以前、かもめのジョナサンという本が流行りましたね!
なに、知らない?
ま、いいでしょ。
どうせね…。

海を渡る風を感じていただければ幸いです。



ウミガメの産卵はその気になれば毎晩のように見ることができました。
砂に穴を掘って生み始めるまではそっと真っ暗にしておくのですが、いざ生み始めたら大丈夫ということで、レンジャーはフラッシュライトを照らして説明してくれました。
子ガメの放流も時々行っていましたね。
このくらいの子ガメの甲羅はまだやわらかいです。
前足を背中に乗せて休む姿がかわいいです。
これらの写真は1983年のものなので、もう27年も前のものです。
今はずいぶん変わっているのかもしれませんね…。